輸入タイヤ普及の理由
輸入タイヤの人気の秘密の前に、わずか３〜４％ではありますが、
輸入タイヤが普及していった理由からご説明します。
輸入タイヤは主にドリフトユーザーに好まれ、普及していきました。
ドリフト走行：
主に自動車において、車体の慣性力がタイヤと路面との摩擦力の限界を超え、グリップを失った状態において、車体の向きと進行方向にずれが生じ、前輪、後輪を問わずタイヤのスリップ状態を発生させながら走行すること。または意図的にそのような状態を維持する走行方法のこと。 ウィキペディアより引用
ドリフトはタイヤの消耗が激ししため、頻繁にタイヤ交換を余儀なくさせられます。
コンテスト等で自分の力をアピールする場でならともかく、練習する際に
高い国産タイヤを頻繁に交換出来るユーザーは多くないと思います。
そこでユーザーが目を付けたのは、低価格の輸入タイヤなのです。
低価格なのでコスト削減にも繋がりますし、何より高価なタイヤではないので、
気兼ねなく、思いっきり練習用のタイヤとして利用出来ます。
しかし、安いだけでは、ここまで普及はしません。
いくら安くても使えないものだったら意味がないですよね。
安くて使えるもの。
つまり、輸入タイヤが普及していった1番の理由は
コストパフォーマンスなのです。
コストパフォーマンスに優れている点から、
ドリフトユーザーの間で爆発的に広まりました。
雑誌『ドリフト天国』に、輸入タイヤの走行テストの記事が掲載された事も、
認知された理由の一つでしょう。
また、上記でご説明しましたように、ドリフトユーザーの中で普及していきましたが、
雑誌『ベストカー』で輸入タイヤの特集記事が掲載された事もあり、
一般ユーザー(街乗りをメインのユーザー)層にも、認知され始めています。
スポーツタイプだけではなく、コンフォートタイヤもラインナップがあることから、
試しに使ってみる、といったユーザーが増えているようです。
タイヤをインターネットで検索した際に、同サイズの国産タイヤに比べ、半分以下の価格は
輸入タイヤが一瞬でも人の興味を引き寄せることは間違いないでしょう。
